Author: chikako2

Message to the Parents

June 2020

新型コロナウイルス感染者数は世界的に増大する一方ですが、日本を含め、国や地域によっては行動制限や経済活動の規制の解除・緩和が進み始めました。皆様の生活にも少し変化がある頃かと思いますが、JIAファミリーの皆様がそれぞれの地で、健康に毎日を送っていらっしゃることが、不安と共に過ごす中では何よりの喜びです。どうか引き続き、感染対策に気を緩めることなく、ご無理をなさらずに毎日を過ごされることを願います。

さて、私たち幼稚園の取り組みですが、通常ならば6月と7月は夏休み期間となるところですが、このままオンラインクラスを継続していくことになりました。6月半ばからは新たに、全ての園児を対象に英語の個人レッスン及び小グループレッスンを取り入れ、インドでの幼稚園生活になるべくスムーズに戻れるよう予定を組んでいきたいと考えております。

最初は手探りで始めたオンラインクラスでしたが、2ヶ月にもなると、色々見えてくるものがあります。通常保育再開まであまり長期化しないことを願いますが、オンラインならではの利点や可能性を最大限に生かしたプログラム作りに力を注いでまいります。とはいえ、これまでのクラスもこれかのクラスも、保護者の皆様のご協力があってこそ成り立つクラスであり、本来の保育とは大きく異なります。色々な面で保護者の皆様にはご負担をおかけすることになり恐縮ですが、どうかもうしばらくお付き合いくださるようお願いいたします。これまでの皆様の暖かいご支援・ご協力には深く感謝しております。

長くなりましたが、最後にもう一度、お礼を申し上げたいと思います。

幼稚園に通えない園児たちとご家族の生活を、幼稚園として何とか支えていこうと色々な活動を考案し行ってきたつもりですが、オンライン活動を行うたびに、こちらの方が子どもたちの笑顔や保護者の皆様からのお言葉に大きく支えられているということを実感しております。「楽しかった」という言葉だけではなく、PCを通しての活動であることの難しさに「どうすればいいのでしょう」と悩みを打ち明けてくださる保護者の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。負担の多い中でも、共にいい時間を過ごしたいと思ってくださるそのお気持ちが何よりの励みとなっているのです。今後のオンラインクラス、保育再開後のこれからのプログラムにて、子どもたちのためにJIAでしかできない保育や活動を追求・実践していくことで、皆様に対する感謝の気持ちを少しでも示すことができれば幸いです。

インド、日本、アメリカ合衆国の3カ国をつなぐオンライン・ライブクラスという非常に特殊な状況にある種の感動はありますが、この状況が早く終わることを切に願っております。子どもたちが園舎に集える日が早く来ますように!

2020年6月10日、ニューヨークにて

JIA園長 江頭知華子

お勧めの絵本(1)

June 19, 2020

保護者の皆様、こんにちは!

コロナ感染対策でまだまだ周りとの接触を避けて生活しなければならないご家族もいらっしゃれば、日本に戻られたご家族の中には、お子様が現地の幼稚園に通園し始めたご家族もいらっしゃいますね。置かれた環境はばらばらですが、それも考慮しながらの英語プライベートレッスンが始まりました。最初のレッスンを終え、お子様たちの反応はいかがだったでしょうか?数名のお母様方からフィードバックを頂戴し、愛先生やディシャ先生からお話を聞きました。やはり、しばらく英語から離れていた分、最初は緊張したというお子さんが多かったのではないでしょうか。普段のJIAオンラインクラスで顔を合わせて声を聞いていても、先生と一対一で英語で話すとなったら事情は違って緊張しますし、すぐには思い通りに言葉(英語)が出てこないのが普通だと思います。

子どもたちはどんどん新しいことを吸収していきますが、今のような状況で、日常生活で必要度が低くなってしまった英語はどうしても忘れていってしまうのが自然です。(思い出すのは早いですが!)JIAに通園していると、平日の午前9時から午後2時まで生きた英語を聞いていることになりますから、現在の環境ではインプットの量が遥かに違います。同じようにはいきませんので、今の生活を大切にしながら、無理のない方法で英語に親しみ、プライベートレッスンで「英語をもっと話せたらいいな」「頑張ってみよう」という気持ちが芽生えたり、強くなれば嬉しく思います。

そこで皆様にお伺いしたいのですが、ご自宅(現在滞在していらっしゃる場所)に英語の絵本、アルファベットの本はお持ちでしょうか?もっと英語に馴染んでいてほしいとお考えでしたら、是非とも英語の絵本を身近に置くことをお勧めします。日本語の絵本みたいに何冊も持っている必要はありません。また、読み聞かせるのが難しいようなストーリー性の高い絵本である必要もありません。まずは文字の絵本、アルファベットの本を一冊でもいいと思います。

ですので、今回は親子で楽しめそうなアルファベットの本をいくつかご紹介します。アルファベットといっても赤ちゃんぽいものでは楽しめませんし、絵が素敵で、身近な語彙が増えるようなものがいいですよね!あくまでも参考ですので、ご興味をお持ちになりましたらアマゾンなどのサイトで検索してみてください。(日本のAmazonでも買えるものを選びました。)

⒈“Eating the Alphabet – Fruits & Vegetables from A to Z” by Lois Ehlert 

JIA図書にもある本ですが、Aはアプリコット、アーティチョーク、アボカド、アスパラガス・・・アルファベットに沿って果物と野菜がたくさん出てきます。中には聞いたことのないものもありますが、ネット検索してみてください。知識が増えます!お子様と一緒に覚えるのも楽しいです。XはXigua(中国語の西瓜)とやや無理のあるものもありますが…。

2. “Amazing Animal Alphabet” Brian Wildersmiths 

イギリスの絵本画家、ブライアン・ワイルドスミス氏(伊豆高原にワイルドスミス絵本美術館がありますね!)のアルファベット本です。Alligator, Bear, Camel, Donkey, Elephant, Fox… 動物の絵がとても素敵で、大人が癒されるほどです。私はワイルドスミス氏の絵が大好きなので、彼の絵本も数冊持っていますが、どれもお勧めです。

3. “BUG ALPHABET” by Mrs. Peanuckle’s  

Mrs. Peanuckle によるアルファベット本は何冊かありますが、これはABCに沿って虫だけが登場します。昆虫好きには嬉しいですね!A is for Ant, B is for Bumblemee, C is for Cricket… そして、それぞれの虫のページにその虫の特徴などが短い文で書かれているので、文字に加えてもう少し英語に触れることができます。他にも野菜、果物、花、木シリーズがあります。花の名前だけでAからZまで私には想像がつきませんが、お子様の興味のあるものを選んでみるのもいいですね!

4. “ABC’s for Boys” and “ABC’s for Girls” by Michael Kracht   

左は男の子の好きそうなものを集めたアルファベット本です。AはAirplane、BはBulldozer、CはCar…など。そして、右は女の子が好きそうなものを集めたもの。AはApple pie、Bは Butterfly、CはCastle… など。アメリカらしいところもありますが、絵や色使いが綺麗です!

5. “Museum ABC” by The Metropolitan Museum of Arts

    “ABCs of ART” by Sabrina Hahn    

左はニューヨークのメトロポリタン美術館が監修した本で、ABCに沿って同美術館所有のアートを見ることができます。右も同じくアルファベットとアートを同時に楽しめる本で、Aはセザンヌの林檎、Bはドガのバレリーナ… 名画鑑賞しながらAからZまで学べます!

いかがでしょうか?他にも、有名なアーティストが描いたアルファベット絵本など、たくさん面白いものがあるのですが、入手が比較的容易なものとして以上のものをあげました。

今後も機会を見ながら英語の絵本を紹介していきたいと思います。絵が愉快だったり綺麗だったりして言葉の壁を感じさせない楽しみ方ができる絵本から、少しストーリー性が高いけれど子どもたちを惹きつける絵本など、みんなが受け入れやすいものを選んでいくつもりです。

それから最後に付け加えさせてください!子どもが早く英語を話せるようになってほしいとお考えのご家庭でも、まずは日本語の絵本もたくさん読んであげてくださいね。母語のインプットは非常に大切ですし、普段聞くお母さんやお父さんの言葉で、お母さんやお父さんに読んでもらう絵本は格別だと思います。英語の方は、お子様の様子を見ながらリラックスして楽しんでいきましょう!この先、日本語であっても英語であってもいいので、子どもたちが何か一冊、大人になった時にでも思い出せるような素敵な絵本に巡り合えるいいですね!

JIA園長 江頭知華子