前回からかなり時間が経ってしまいました。長い夏休みの後、9月から我が家の子どもたちの学校が再開(対面授業の再開でした!)、二人の登校のスケジュールも普段と異なり、子ども以上に慣れるのに時間がかかってしまいました…。そして現地校に加えて日本語補習授業校の授業と宿題のサポート(日頃JIAオンラインクラスをサポートしてくださる保護者の皆様には感謝が深まる一方です。本当にありがとうございます。)。こちらは引き続きオンライン授業で、今の学年では対面授業の再開は残念ながらありません。インドもそうですが、学校だけでもなんとか通常に戻ってほしいものです。JIAの方も、今のところ年が明けてもまだオンラインの予定です。来年こそはみんなを幼稚園に迎え入れることができますように!
さて、今回はクリスマスの絵本を紹介します。とは言っても、もうクリスマスは今週!皆さんが本を手に取る機会がある頃にはクリスマスは終わってしまっているでしょう…。もう少し早めに出すべきでした。ですので、クリスマス本と共に、「クリスマスのお話+他のお話」もあってお勧めなシリーズものもあげておきますので、クリスマスが終わっても季節に関わりなく楽しんでいただけると嬉しいです。
The Gingerbread Man (Illustrated by Gail Yerrill)

まずはアメリカの子どもたちが大好きなジンジャーブレッドマンです。先日、愛先生のブログにも掲載してもらいましたね!クリスマスの季節には欠かせないジンジャーブレッドクッキー、ジンジャーブレッドハウス(ハウス作りは来年こそまた幼稚園で一緒にやりましょう!)、そしてジンジャーブレッドマン。11月の感謝祭の前後からジンジャーブレッドマンの形のクッキーやクッキー型がお店に並ぶようになります。
オーブンから逃げ出したジンジャーブレッドマン、追いかけるおばあさん、おじいさん、次々に遭遇する動物たちー。昔からあるお話で、色々な絵本作家がこの絵本を手がけています。繰り返しの多い文章とお話の展開はとても馴染みやすく、小さな子どもたちが楽しめ本です。その中で、本の大きさや手にした感触、絵の感じでJIAの子どもたちにお勧めなのがこちらです。JIA図書にあるのは別版なのですが、こちらの方が個人的には好きなので、次回クリスマス前にインドに行く際には持参したいと思います。
Mog’s Christmas & The Mog Treasury (by Judith Kerr)

日本語にも翻訳されたものがある猫のモグのシリーズです。ジュディス・カー氏は私の大好きな作家なのですが、「モグ」のシリーズ以外に「おちゃのじかんにきたとら」も有名ですね!(JIA図書にもちろんあります。)昨年度、JIAの子どもの中には「絵本紹介イベント」でこの本を紹介してくれた子もいましたね。
利発・活発なタイプとは正反対の性格の猫モグですが、「わすれんぼうのモグ」では思わぬ大活躍を見せます。さて、クリスマスには何が起こるのでしょう!?

さらにお勧めなのがこちらです。モグ誕生50周年を記念して出版されたものです。全集ではないのですが、人気のある主なお話が6話入っており、モグファンには絶対お勧めです。上のクリスマスのお話も入っています。(確認したところ、日本の大手通販サイトで「在庫あり」なのですぐに入手できますよ!)
ちなみに6話は以下の通りです。
1. Mog the Forgetful Cat
2. Mog and Bunny
3. Mog’s Bad Thing
4. Mog and the Baby
5. Mog on Fox Night
6 . Mog’s Christmas
保護者の皆様、絵本について何か質問がありましたら、JIAメールの方に遠慮なくご連絡くださいね。それでは、オンラインクラスで。一緒に楽しいクリスマス、年末にしましょう!
JIA園長 江頭知華子(ニューヨークにて)